どうも、アイクです😆
前回の記事で遺産と老後資金合計3000万円を確保するには、年利5%で運用した場合、30年で720万円(月2万円)を用意すれば良いことが分かりました。
子供に資産を残したいなら早く資産運用を始めよう – 不労所得年200万を作るためのブログ
次の問題は、じゃあその月2万円で何に投資すれば良いのかですが、結論としては投資信託かETFということになります。
以下にその理由を書いてますので参考になさって下さい。
いざという時に流動性を確保しよう
ある程度まとまった資産がある方や安定した職に就いている方ならそこまで気にする事はないのでしょうが、私のような年収400万前後のサラリーマンの場合、万一仕事が無くなったりまとまった現金が必要になった時に手持ちの預貯金や定期的な配当金等では対応出来ない事態が想定されます。
というより、家族を露頭に迷わせないためにも想定しておかなければなりません。
そういう意味では高い節税効果や安定した家賃収入が見込める代わりにスピードのある売買が困難な不動産投資よりも、ネットで直ぐに現金化出来る株式や債権などのペーパーアセットの方が適しているといえます。
個別の株や債権は紙くずになるリスクが高い
リーマン・ブラザーズの経営破綻を誰も予想していなかったのと同じように、資産運用において想定外の事態はいずれ必ず起きます。
映画マネーショートのようにごく一部の人は察知して大儲けしたようですが💦
個別の企業へ投資する場合、その企業が経営破綻すると株の価値は0円になり、債権についても全額返ってくるとは限りません(無い袖は振れないですからね)
そしてそれはどんな企業にも等しく起こり得ます。
先日は世界中にフランチャイズ店舗を持つフィットネスクラブの運営元であるGGIホールディングスが破綻しました。
※幸い日本のフランチャイズ店舗との間に資本関係はないためこれからの営業には支障はないとの事です
個別に株や債権を投資する場合、このような不足な事態を避けるために日頃から情報収集を怠ることは出来ません。
しかし、それでは本業に集中出来ず本末転倒となるおそれがあります。
そのため、資産運用にあまり時間を掛けられない方は投資信託やETFのような自動的に分散投資がされる金融商品で運用するほうが望ましいです。
世界中の企業に分散投資されたインデックスファンドなどであれば、資本主義が終了でもしない限り理論上価値が0になる事はありません。
このような商品に自動積立しつつ本業や副業での収入を目指す方が、平凡なサラリーマンである私達が確実に資産を積み上げる方法としてはより堅実であるいえるでしょう。
様々な値動きをする商品を組み合わせよう
歴史上、最も価値が上がったものは株式であると言われています。
じゃあ世界中の株式に分散投資するETFを積み立てれば安全で儲かるのかというと、そうでもないというのが答えになります。
現在のコロナウィルスやかつてのリーマンショックのように、世界中が不景気になる可能性はあるからです。
インターネットにより世界中が密接に繋がるようになった現代では、そのリスクはより大きくなったといえるでしょう。
したがって、株式以外にも債権や金など値動きの異なるアセットに分散投資することが堅実資産を構築する上では重要になります。
投資する比率としては
- 株式:債権:金=50:30:20
金額にすると
- 株式 1万円
- 債権 6千円
- 金 4千円
くらいにしておけば株式の高いリターンを享受しつつ、景気後退時のリスクヘッジができます。
また、これらは全て投資信託でもETFでも投資する事ができますし、自動積立にしておけば以降はお金が必要になるまで放置しておく事も可能です。
次回は投資信託とETFならどちらがいいのかについて考えてみます。
それでは皆で脱ラットレースを目指して頑張りましょう\(^o^)/