どうも、アイクです😆
本日夜23時より、原油の減産のためOPECプラス会合が開催されます。
メインはなんといってもサウジとロシアが日量1000万バレルもの減産に同意するのかです。
しかし、両国は減産には米国等のOPEC非加盟国の協力が不可欠と主張し、トランプ大統領は現状が改善されない場合、追加関税を課すとの発言もある事からどちらに転ぶかは不透明な状況となっています。
そこで、このようにどうなるか読めない時の備え方について考えてみましょう。
リスクヘッジを意識しよう
私が先日犯した大失敗は、まさにこのリスクヘッジが出来ていなかったことに起因します。
【ロスカット】初心者がコロナショックで学んだメンタルとキャッシュポジションの重要性 – 不労所得年200万を作るためのブログ
メキシコペソのトラリピ、米国VIXの売り、投資信託等、原油価格の暴落や景気後退時に損失が発生する取引しか出来ていませんでした。
投資家として生き続けるためには、たとえ大儲けは出来ずとも、どちら転んでもそれなりに利益が上がる状況を作る事が重要です。
ポートフォリオ全体で損益を考える
それでは、私のポートフォリオを例に考えていきましょう。
- 投資信託 94万円
- SPYD 10万円
- ペソ 30万円
以上が、私の現在のポートフォリオとなります。
記事にし忘れていましたが、トラリピロスカット後に4.6円でメキシコペソ30万通貨保有してスワップ+キャピタルゲイン狙いで投資しています。
OPEC会合が決裂した場合、1.2.3全ての投資先で損失が発生すると考えられます。
逆に米国も含めた減産に成功したなら、1.3は利益が発生する可能性が高いと考えています。
2のSPYDに関しては、どちらにせよエネルギーセクターの値下がりが予測できる(失敗→原油価格の暴落、成功→採掘企業が減産を強いられる)ため、成功しても±0位ではないかと考えていますが、原油価格上昇により、エネルギーセクターが高騰すれば同様にSPYDの価格も上昇する筈です。
つまり、成功時と失敗時のシナリオは以下のようになります。
成功時
- 投資信託 94万円 利益
- SPYD 10万円 ±0か利益
- ペソ 30万円 利益
失敗時
- 投資信託 94万円 損失
- SPYD 10万円 損失
- ペソ 30万円 損失
会合が決裂した場合、このままのポートフォリオでは資産を大きく減らす可能性が高い事が分かります。
会合決裂時に利益を上げる方法
このままでは私の資産が危険に晒される恐れがある事が分かったので、対策を考えていきましょう。
今のところ思いつくのは
- 原油先物の売り
- メキシコペソの一時的な両建て
- 米国VIXの買い
以上3点です
1については既に価格が最安値付近であり、これ以上の下落はどの産油国にとってもデメリットでしかなく今回の会合でも回避しようとするのではと考えられますので、あまりおすすめは出来ませんね。
2については、交渉が決裂した場合は原油価格低迷の長期化が予想されるため、新興国通貨安の加速というシナリオはあり得るのではと考えています。
両建てによるマイナススワップが心配ですが、スワップ付与のタイミングは朝の5:55の段階で持っているポジションに対して発生します。
よって両建てするのであれば、翌日は早起き必須である事は、意識しておきましょう。
また、2を採用する場合は利用しているFX業者がMAX方式を採用しているかを確認するようにしましょう。
トラリピ設定〜応用編〜 – 不労所得年200万を作るためのブログ
3も会合が決裂した場合は急激な上昇が予想されます。
トランプ大統領から関税を発動する旨の発言があれば、コロナショック最高値を更新する可能性もあります。
ちょうど価格調整が行われて5ドル程安くなりますので、仕掛けるのにはうってつけかもしれません。
私は今回、メキシコペソ30万通貨の売りと米国VIを10枚程買おうと考えています。
深夜の取引になるため、逆指値を使ったIFD注文が必須
私は夜型人間ではありませんので、会合の結果が出る頃にはすっかり夢の中にいる事でしょう。
同じような方は、ポジションを持ってから寝るよりは逆指値のIFD注文がオススメです。
トラリピ君を雇いました😆 – 不労所得年200万を作るためのブログ
会合終了時には急激な価格変動が予想されるため、予め注文を入れていなければ買い時を逃してしまいますし、リスクヘッジのためのポジションは会合成功時には損失が発生するため、持たずに済めばそれに越した事は無いからです。
また、IFD注文なら事前に損切りラインを定める事も可能です。
ポジションを持った上で会合が成功した場合に損失が大きくならないよう、予めケアしておくと良いでしょう。
夜の10時頃にFXなら現在の価格から少し安めに、米国VIなら少し高めに逆指値を入れておけば良いと思います。
ピンチになるかチャンスになるかは投資家次第
明日の会合に限った話ではありませんが、世界中の国々には各国それぞれの思惑があり、水面下で常に動いています。
そこで、利益を上げるか損失を出すかは我々投資家次第です。
私と同じ投資先ではない読者もたくさんおられる事と思いますが、時間はまだまだあります。
リスクヘッジについて今一度熟考して、10日の朝を笑顔で迎えられる事を祈っています。
それでは皆で脱ラットレースを目指して頑張りましょう\(^o^)/