どうも、アイクです😆
最近は特に騒がれなくなっていましたが、毎月まとまった現金を支給するベーシックインカムを実験的に実施した所があったようです。
毎月5万4000円を市民に配り続けた結果何が起こったのか?という記録 – GIGAZINE
詳しくは上の記事にありますが、要は毎月54000円を支給すると人々の生活にどのような変化が起こるかを実験した訳です。
その結果を以下にまとめました😄
- 残業が減って時間に余裕が生まれた
- 望む環境への引越し代が捻出できた
- 誕生日プレゼントを買えた
- 企業は人材確保のために苦労する
- それだけではギリギリ生きていけない金額がミソ
- 国単位での発動は困難を極める
残業が減って時間に余裕が生まれた
予想通りかもしれませんがやはり残業する人は減りました。
州からお金が配られる訳ですからその分働く必要がなくなった訳ですね🤔
その生み出した時間を家族との時間に割いたり、キャリアアップに挑戦するために使ったりと有意義に使えているようです。
望む環境への引越し代が捻出できた
引っ越すのって体力的にも金銭的にも大変ですよね💦
私の周りにももっと家賃の低いところに引越したいのに、引越し代が出せないから留まっているという人は結構います。
固定費が高いままではいつまで経っても貯金なんて出来ませんよね😭
節約という意味でもアパートの借換というのは重要な要素です。
今回の実験では家族と離れて暮らしていた方が家族と住める所に借り換えたり、職場の近くに借りて時間を買ったりしているようです。
誕生日プレゼントを買えた
個人的に一番嬉しいのはこれですね😄
今までは貧しくて娘に誕生日プレゼントを買ってあげられなかったお母さんは、支給された54000円で靴を買ってあげたそうです。
今まで生きる事に精一杯だった人の視野が広がり、消費活動を活発化する効果があるようですね🤣
企業は人材確保のために苦労する
上でも書きましたが、今回の実験では54000円を支給された事で、今の仕事を辞めてもっと良い仕事に挑戦した人が沢山出ました。
この仕事を辞めて最低限のお金は入ってくるという安心感から積極的にキャリアアップを狙えたということが言えます。
ベーシックインカムが行われれば、今まで低賃金のため辞めるに辞められない労働者をこき使っていた会社からはどんどん人が出ていく事になります。
そうすると、そういう悪い会社や従業員に良い労働環境を提供できない会社は淘汰され、体力のある健全な企業や面白い事に挑戦している企業に人が集まるという好循環が生まれるかもしれません。
それだけではギリギリ生きていけない金額がミソ
日本でも2009年に定額給付金という形で一人あたり12000円が支給された事が支給されましたね。
この時も旅行会社の12000円プランに予約が殺到するなど一定の景気対策となりました。
しかし、金額として少なすぎるため、これではアメリカのベーシックインカムのような動きは出てこないでしょう💦
54000円というと、日本やアメリカの物価で考えればホームレスとして生きていくなら足りるが、それ以上を望むなら多少は働く必要がある。
という何とも絶妙な金額設定なんですよね😄
国単位での発動は困難を極める
私は、ベーシックインカムは国単位で出来るとは考えていません。
何故なら、日本全土でこれを実行するには配るだけで6兆円以上、更に人件費等の各種コストを入れるといくらになるか想像も付かないからです💦
それだけのお金を捻出するには更に赤字国債を発行するか、お金を刷るしかありません。
下手をすると、最近流行りのMMTの引き金になりかねません。
支給額が固定であるため、ハイパーインフレが起こった場合、支給されても以前より貧しくなる可能性もあります。
今回の実験はカリフォルニア州の小さな街で行われた小規模ものなのでそのような事態にはなりませんでしたが、州や国単位で実行するなら所得制限は必須となります。
そうすると、支給される人とされない人の境目で所得の逆転が起こるなどの問題を解決しなければなりません。
そういった理由から、今後もベーシックインカムは実行出来ないと判断します😭
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