どうも、アイクです😆
個人型確定拠出年金(iDeCo)が誕生して久しいですが、今回は企業型確定拠出年金についてです。
企業型確定拠出年金とは
要するにiDeCoの企業版です。
基本的には企業が将来の退職金として拠出したお金を、従業員が運用する事になります。
即ち、将来の退職金の額は従業員の運用成績に左右されるという事です。
企業には企業年金を運用するための部署が不要になることで人員削減になるなどのメリットがあります。
従業員には、iDeCoと同じく運用益非課税やや受取時の退職金控除等のメリットがあります。
また、拠出額の上限は、企業が厚生年金基金、確定給付企業年金等の企業年金制度に加入している場合で27500円
何も加入していない場合で55000円となります
従業員が追加で拠出も可能
マッチング制度を利用する事で、企業の拠出額に追加で投資することも可能です。
さらに、マッチング制度で拠出した金額はiDeCo同様に全額所得控除されます。
拠出額の上限は、企業が拠出している額までで、かつ確定拠出年金の限度額を超えない額となっております。
つまり、企業が5万円拠出している場合、従業員は5千円しか拠出できません。
しかも、企業がマッチング制度を採用している場合、iDeCoを併用できません。
マッチング制度を利用しても拠出額が23000円(通常、サラリーマンがiDeCoで拠出できる上限)に届かない場合は、将来について転職も含めて考えた方がよろしいかと思います(11500円も積み立てられない企業では定年まで持たない気がします)。
投資先の自由が効きづらい
iDeCoを既に始めている方ならわかるかもしれませんが、通常は積立たい商品を販売している証券会社の口座を作ります。
しかし、企業型確定拠出年金では企業が契約した銀行等の商品からしか選択できません。
そして、多くの場合は手数料等の面で大手ネット証券に劣ります。
大金を運用できるメリットを最大限に活かそう
マッチング制度も活用すれば、多くの場合はiDeCoよりも大きな金額を運用出来ます。
投資の成績は%なので、運用額が大きい程利益額も大きくなります。
自分で拠出した分は全額所得控除となりますので、可能な限り上限まで積み立てる事をオススメします。
今回はここまでとします。
次回はもしも転職するとなった時の対応について書きます。(むしろそっちが重要です)
それでは皆で脱ラットレースを目指して頑張りましょう\(^o^)/